仮性包茎手術の痛みは麻酔で軽減!知ってるようで知らない基礎知識をおさらい

男性にとって真性包茎というのは男性機能が低下することと同じほど頭を抱えてしまう深刻な問題となりがちです。この問題を解決するには仮性包茎手術を受ければ良いのですが、この仮性包茎手術とは外科的手術となるので激しい痛みを伴う処置になります。

手術時は必ず麻酔を用いて痛みを軽減するので、痛みに関してはさほど心配する必要はありません。そもそも、麻酔をするとどうして痛みを感じなくなるのでしょうか。

一体どのくらの時間、痛みを軽減するのか・どうして元に戻るのかなど、麻酔に関する知っているようで知らない基礎知識をここで見ていきましょう。

麻酔を使うとどうして痛みを感じないの?

外科手術であれば、必ず麻酔を使用して患部を麻痺させた状態で手術をおこないます。それは仮性包茎手術の際も同じで、この場合は陰茎全体に麻酔を用いて痛みを感じないようにしてから、「切開法」という手技で亀頭にメスを入れます。

麻酔をせずに亀頭にメスを入れた場合、想像を絶するような痛みを伴うため、世の中に仮性包茎手術が広まることはなかったでしょう。

麻酔があるおかげで男性にとって悩ましい包茎を克服できる手術がおこなえるようになった訳ですが、なぜ麻酔を使用すると痛みを感じないのか、その理由は麻酔に含まれている主要成分が神経伝達を麻痺させているからです。

薬剤に含まれてる主要成分とはメピバカイン塩酸塩・塩酸リドカインとなっており、この2つを交互に注射すると化学反応を起こして神経を麻痺させることができます。痛みを感じるのは、局所部分の神経から脳の海綿体へと信号が送られて痛みを実感するのですが、局所部分の神経が麻痺すると信号は発せられず、痛みを感じることがありません。

仮性包茎手術の場合、約40分~50分間は薬剤が効いている状態下で手術がなされており、この間に真性包茎の原因となっている皮膚の除去と縫合をおこないます。

局所麻酔が効かない人もいる!?その時はガスタイプの全身麻酔

仮性包茎手術は外科手術の中で、比較的簡単且つ短時間で施術を終えられるものです。局所麻酔による施術となるのですが、中にはこの局所麻酔が効かないという方もいます。神経が過敏な体質をなされている方だと局所麻酔をおこなっても痛みを感じやすく、この場合は局所麻酔のまま手術をおこなうことはできません。

そういう時は局所麻酔ではなく、吸引ガスタイプの全身麻酔を使用して強制的に眠った状態下で仮性包茎手術をおこないます。笑気ガスの全身麻酔は局所タイプとは異なり、パラオキシ安息香酸という中枢神経全体に作用する薬剤を用いるので約6時間は眠ったままとなるのが特徴です。

この手術の場合は麻酔科医による経過観察と薬剤調整も必要で、手技そのものは簡単な仮性包茎手術であっても入院する必要もあります。そのため、入院設備のある医療機関でしか全身麻酔下の仮性包茎手術は実施されておらず、もしも美容形成外科など入院設備が整っていない場所で全身麻酔による仮性包茎手術をなさろうとしても、大きな病院を紹介されることになります。

各医療機関で手術前に麻酔テストをして、この時にどちらの方法で仮性包茎手術をするのかを医師がしっかりと見定めるので、心配する必要はありません。

仮性包茎手術の局所麻酔は注射をするの?抜糸の時もしてくれる?

仮性包茎手術は亀頭を覆っている皮膚を取り除く手術で、男性のデリケートな部位にメスを入れることになります。急所とも呼ばれる箇所なので、この部分にメスはもちろんのこと注射をすることに対して大きな不安を抱かれる方も多いでしょう。

安心してください、麻酔の注射は亀頭や陰茎にするのではなく下腹部におこないます。仮性包茎手術の場合、約15分ほどの施術となるので、体重65kgの男性であれば約25mlのアミド型とリドカイン型2本の麻酔剤を下腹部に注射します。これにより下腹部から睾丸・陰茎部位に薬剤が回って神経を麻痺させることが可能です。約1時間は麻痺した状態となり、痛みを一切伴わず仮性包茎手術を完了させられます。

仮性包茎手術は縫合を必要とする手技で、術後1週間を目安に抜糸をしなくてはいけません。この抜糸時も他の腕や足とは異なり、亀頭というデリケートな箇所の処置となるので痛みを感じやすいのが特徴です。

痛みに耐えられないという方には、塗布タイプの麻酔を使用して抜糸の痛みを軽減してから抜糸をなされます。塗布タイプはクリーム状で塗った箇所のみの神経を麻痺させることができ、持続時間が短いですが抜糸をするだけなら十分な効果を発揮するものです。

まとめ

以上、知っているようで知らない麻酔の基礎知識のおさらいでした。麻酔は外科手術を円滑に進めるのに必要不可欠な薬剤です。この薬剤があるおかげで仮性包茎手術もおこなうことができ、近代外科手術の立役者といえるでしょう。

男性のデリケートな部位の手術となるので局所タイプだけでなく、全身タイプの麻酔を採用される医療機関もありますが、たとえ全身タイプであったとしても、専門医がしっかりと薬剤管理をしながら手術を進めるので安心してお任せできます。

痛みを感じずに男性特有の悩みを解決できるので、包茎で悩んでいる方は積極的に仮性包茎手術を受けて、男性としての自信を手に入れましょう。

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